2025年2月23日、この日は朝から晩まで飯山や木島平の冬を満喫する一日となりました。朝スノボを楽しみ、蕎麦肴庵 冴沙で極上の蕎麦ランチを堪能した後、午後もゲレンデに戻ってスノーボードを楽しみました。そして一日の締めくくりは、雪深い山の中にある秘湯「馬曲温泉」へ。
相変わらずの絶景と、想像を超える積雪量に圧倒されながら、最高の温泉体験をしてきました。
午後もゲレンデで思いっきり滑走
美味しい蕎麦で英気を養った後、「まだまだ滑り足りない!」という気持ちでゲレンデへ戻りました。午後の雪質も素晴らしく、朝とはまた違った楽しみ方ができるのがスノーボードの魅力。太陽の角度が変わり、雪面の見え方も変化する中、思う存分滑りを楽しみました。
体を動かし、心地よい疲労感に包まれた頃、ふと「今日は温泉で締めくくろう」と思い立ちました。そして向かったのが、以前から気に入っている「馬曲温泉」です。
圧巻の雪景色が出迎える馬曲温泉

馬曲温泉に到着すると、目の前に広がったのは想像を絶する雪の世界。温泉施設へと続く道は、まるで雪の回廊のよう。両脇にそびえ立つ雪の壁は、なんと高さ2メートルを優に超えています!

木造の屋根の下から見える景色は、まさに絶景。遠くには雪化粧をした山々が連なり、夕日が優しく空を染めています。この雪の量を見るだけで、ここがどれだけの豪雪地帯なのかが伝わってきます。
雪に埋もれた温泉施設への道のり

温泉の入口へと続く通路は、まるで雪の要塞の中を歩いているよう。道の両側には人の背丈を超える雪の壁が立ちはだかり、その迫力に圧倒されます。通路には黒いバリアが設置されており、これだけの積雪の中でも安全に歩けるよう管理されているのが分かります。

雪をまとった木々が通路を覆うように枝を伸ばし、その風景はまるで別世界。静寂に包まれた雪の中を歩くひとときは、日常を忘れさせてくれる特別な時間です。
雪に包まれた温泉施設

ついに辿り着いた温泉施設の入口。「男湯」と書かれた看板が雪の中にひっそりと佇んでいます。建物の屋根には厚く雪が積もり、その量は圧倒的。それでも入口はしっかりと除雪されており、スタッフの方々の日々の努力が伝わってきます。

建物の軒先からはつららが垂れ下がり、周囲の雪は建物の高さにまで達しそうな勢い。背景には雪をかぶった森が広がり、ここが本当に秘境の温泉であることを実感させられます。夕暮れ時の柔らかな光が、この冬景色をより一層美しく演出していました。
馬曲温泉の魅力
雪の回廊を抜けて辿り着く馬曲温泉は、まさに秘湯という言葉がぴったりの温泉です。
景色の美しさは相変わらず素晴らしく、露天風呂から眺める雪景色は息をのむほど。真っ白な雪に覆われた山々、静寂に包まれた森、そして澄んだ空気。都会では決して味わえない、自然との一体感を感じられます。
積雪量の凄さも馬曲温泉の魅力の一つ。これほどの雪の中にある温泉だからこそ、温かいお湯に浸かる幸せがより一層際立ちます。冷たい外気と温かいお湯のコントラストは、体の芯から疲れを癒してくれます。
そして何より、温泉の質が素晴らしい。源泉かけ流しの良質なお湯は、スノーボードで酷使した筋肉を優しくほぐし、心身ともにリフレッシュさせてくれました。
一日を締めくくる最高のひととき
朝から体を動かした後の温泉は、まさに至福のひととき。雪見露天風呂に浸かりながら、今日一日を振り返る――朝の爽快なスノーボード、極上の蕎麦ランチ、午後の滑走、そしてこの温泉。すべてが完璧に繋がり、最高の一日を形作ってくれました。
馬曲温泉は何度訪れても、その度に新しい感動を与えてくれます。季節によって表情を変える景色、変わらぬ良質な温泉、そして雪国ならではの風情。すべてが調和して、訪れる人を癒してくれるのです。
まとめ:冬の長野を満喫するなら馬曲温泉は外せない
スノーボードと温泉、そして美食――冬の長野を満喫する完璧な組み合わせを体験できた一日でした。特に馬曲温泉は、アクティビティで疲れた体を癒すのに最適な場所。
この圧倒的な積雪量の中にある温泉だからこそ味わえる、特別な体験がここにはあります。雪の回廊を抜けた先に待つ極上の温泉は、一度訪れたら忘れられない思い出になるはずです。
馬曲温泉(公式サイト)
https://kijimadaira.org/article/detail/stay/maguseonsen/
次回も長野を訪れた際には、必ずまたこの素晴らしい温泉に立ち寄りたいと思います。相変わらずの絶景と良質な温泉、そしてこの雪景色――馬曲温泉は、冬の長野を代表する名湯です。