春の訪れを感じるスキー日和 ─ ロマンスの神様(木島平スキー場)

もう3月、でもまだまだ楽しめる雪の世界

2025年3月1日、木島平にある「スノーリゾート ロマンスの神様(木島平スキー場)」を訪れてきました。3月に入り、カレンダーの上ではすでに春。それでも、ここにはまだ真っ白な雪の世界が広がっていました。

朝から快晴に恵まれたこの日、リフトに乗って山頂へ向かう途中、眩しいほどの太陽の光が雪面に反射してキラキラと輝いていました。空の青さも格別で、まるで冬と春が同居しているかのような不思議な感覚を味わいました。

春先ならではの最高のコンディション

3月のスキー場と聞くと「雪質が心配」と思う方もいるかもしれませんが、この日のコンディションは予想以上に良好でした。ゲレンデは丁寧に整備されており、滑走面はスムーズで快適。朝の冷え込みのおかげで締まった雪質が保たれていて、エッジもしっかり効きます。

何より素晴らしかったのは、3月ならではの暖かさです。真冬のような厳しい寒さはなく、太陽の下では心地よい温もりを感じることができました。リフトに乗っている間も、顔に当たる風が穏やかで、まさに「スキー日和」という言葉がぴったりな一日でした。

ロマンスの神様が魅せる絶景

木島平スキー場の魅力は、なんといってもその景観の美しさです。ゲレンデから見上げる山々のシルエットは圧巻で、青空をバックにした雪化粧の山肌が絵画のような美しさを演出していました。

滑走中に何度も立ち止まって、この景色を目に焼き付けました。周囲を囲む木々の緑(というより冬枯れの色)と真っ白な雪のコントラスト、そして澄み切った青空。この贅沢な景色を独り占めできる瞬間は、スキーヤーだけが味わえる特権かもしれません。

終わりゆくシーズンへの寂しさ

午後になると、さらに気温が上がってきました。太陽の暖かさが嬉しい反面、「ああ、もうすぐスキーシーズンも終わりなんだな」という実感が湧いてきて、少し寂しい気持ちになりました。

あと数週間もすれば、この真っ白な景色も徐々に消えていくのでしょう。リフトで山を登るときの浮遊感、ゲレンデを滑り降りるときの爽快感、雪を踏みしめる音、冷たい空気──これらすべてが、またしばらくお預けになってしまいます。

でも、だからこそ今日という日が特別に思えるのかもしれません。シーズン後半のスキーには、どこか名残惜しさと感謝の気持ちが混じり合います。

来シーズンへの想いを胸に

ロマンスの神様での一日は、素晴らしい天気と最高のコンディション、そして美しい景色に恵まれた、忘れられない思い出となりました。3月に入ってもこれだけ楽しめるのだから、木島平スキー場の実力は本物です。

スキーを楽しめるのも後わずか。この冬の最後の機会を大切にしながら、後何回滑れるのか?──そんな気持ちで帰路につきました。


訪問日: 2025年3月1日
スキー場: スノーリゾート ロマンスの神様(木島平スキー場)
天候: 快晴
雪質: 良好(締まった雪)