飯山市のおすすめ蕎麦屋「西乃茶や」

2025年12月8日（月）、スキー旅行の帰り道、長野県飯山市にある蕎麦屋「西乃茶や」に立ち寄りました。雪景色が美しい飯山の地で、伝統的な手打ち蕎麦を堪能できる素敵なお店です。

お店について

西乃茶やは、石臼挽き手打ち蕎麦にこだわる本格派の蕎麦屋さん。信州希少価値米麦種で石臼で丹念に挽き上げた蕎麦粉を使用し、一日間熟成させてから打ち上がった蕎麦を提供しています。

店内からは、ガラス越しに蕎麦打ち場が見え、石臼や木桶など伝統的な道具が並ぶ様子を眺めることができます。蕎麦作りへのこだわりが伝わってくる、趣のある空間です。

私は、お店の看板メニューである「極粗挽き熟成蕎麦・幻」とざるそばの2種盛りを注文しました。

極粗挽き熟成蕎麦・幻は、信州希少価値米麦種の玄ソバを石臼で粗く挽き上げ、飯山富倉地区の幻の蕎麦と言われる「オヤマボクチ」を用いた技法と、江戸打ちの「切りっぱなし」の技術を組み合わせた独自の蕎麦です。打ち上がった蕎麦を一日間熟成させることで、炊き抜ける香ばしさと良い余韻の甘みが特徴的。

2種類の蕎麦を食べ比べることで、それぞれの風味や食感の違いがよく分かります。特に「幻」は、粗挽きならではの野性的な香りと、しっかりとした蕎麦の味わいが素晴らしかったです。つゆ、大根おろし、薬味が添えられており、自分好みの味付けで楽しめました。

子どもは「とんかつ定食」を注文。

サクサクに揚がったとんかつは、衣が薄くて肉厚。ご飯、味噌汁、漬物、山芋の千切り（鰹節がけ）、青菜のお浸しが付いた、バランスの良い定食です。レモンとキャベツの千切りも添えられており、さっぱりといただけます。子どもも「美味しい！」と大満足でした。

西乃茶やでは、蕎麦以外にも様々なメニューが用意されています。

おつまみのメニューも充実しており、ビールや焼酎なども楽しめます。夜営業もあるので、ゆっくりお酒と共に蕎麦や一品料理を味わうのも良さそうですね。

店外には、飯山の郷土料理「元祖謙信すし」についての説明看板もありました。

飯山の歴史と文化を感じられる、興味深い一面です。

西乃茶やは、居心地が良く、待ち時間もなくスムーズに食事ができました。店内は落ち着いた雰囲気で、ゆっくりと食事を楽しめます。

何より、お蕎麦が本当に美味しかったです！石臼挽きの香り高い蕎麦は、一度食べたら忘れられない味わい。スキー帰りの疲れた体に、優しく染み渡りました。

とんかつ定食もボリューム満点で、子どもも大満足。蕎麦屋でありながら、定食メニューも充実しているのは嬉しいポイントです。

また必ず訪れたいお店です。次回は夜営業の時間帯に訪れて、お酒と一品料理も楽しんでみたいと思います！

店舗情報まとめ

飯山方面にお出かけの際は、ぜひ「西乃茶や」で本格的な手打ち蕎麦を味わってみてください！