【2025年2月9日】記録的大雪の木島平で朝イチセッション!昼前撤退の賢明な判断

朝、目覚めたら銀世界がさらに深く

2025年2月9日の朝。カーテンを開けると、昨日(2月8日)の大雪がさらに激しさを増していました。一晩中降り続いた雪は、すべてを真っ白に埋め尽くしています。

駐車場に出てみると、そこは想像を超える光景。駐車している車は完全に雪の塊と化し、もはや車の形すらわからないほど。ボンネットもルーフも、すべてが滑らかな雪の曲線になっています。街灯のライトの上にも雪が山盛りに積もり、まるで帽子をかぶっているよう。

記録的な積雪量

2台、3台と並ぶ車はすべて同じ状態。窓もドアも、すべてが厚い雪の層に覆われています。背後に見える木々も、枝という枝が雪の重みでしなっており、その重量感が伝わってきます。

降り続ける雪は、撮影している間も止むことなく、空から絶え間なく舞い落ちてきます。視界は白くぼやけ、遠くの景色はほとんど見えません。これが、北信地域の本気。2日連続の豪雪に、改めてこの地域の雪の凄さを実感しました。

それでも朝イチのパウダーは逃せない

こんな悪天候でも、スノーボーダーの血が騒ぎます。これだけの新雪が積もっているということは、つまり最高のパウダースノーがゲレンデで待っているということ。

準備を整え、いざゲレンデへ。視界は悪く、リフトに乗っている間は雪と風で前が見えないほど。でも、その先には誰も滑っていない真っ白なキャンバスが広がっているはず。

5〜6本の贅沢なパウダーラン

朝一番のリフトで上まで上がり、真っ白な斜面へ。板を雪面に押し付けた瞬間から、ふわっと体が浮き上がるような感覚。昨日のパウダーも素晴らしかったけれど、今日の新雪はさらに深い。

一本目、二本目、三本目…。滑るたびに新しい雪が積もり、トラックはすぐに消えていきます。誰もいない斜面を独り占めできる贅沢。ターンするたびに舞い上がる雪煙。これこそがパウダースノーの醍醐味。

気づけば5本、6本と滑っていました。でも、視界はどんどん悪くなり、風も強くなってきました。

昼前に賢明な撤退判断

午前中、時計を見ると12時を過ぎていました。最高のパウダーを楽しめたけれど、そろそろ潮時かもしれない。

無理して滑り続けるより、ここで切り上げるのが賢明な判断。何より、この後の移動のことも考えなければなりません。道路状況も悪化しているはず。

十分に楽しんだ充実感と、まだまだ滑りたい気持ちが交錯しながらも、昼前にゲレンデを後にすることにしました。

短時間でも濃密なセッション

滑った本数は5〜6本。時間にすれば数時間程度の短いセッションでしたが、その内容の濃さは一日分に匹敵するものでした。

記録的な大雪の中、視界が悪くても、極上のパウダースノーを独り占めできた贅沢な時間。これは、天候が良い日の何倍も価値のある体験だったと思います。

雪との付き合い方

木島平を訪れ、それぞれ全く違う天候を経験しました。

  • 2月1日:晴天のゲレンデ、最高の視界
  • 2月8日:大雪、でもパウダーを楽しむ
  • 2月9日:記録的大雪、短時間集中セッション

天候によって楽しみ方を変える。無理せず、適切なタイミングで切り上げる。これも、雪国でウィンタースポーツを楽しむための大切な知恵なんだと、思いました。

駐車場に戻って

ゲレンデから戻ると、駐車場の車はさらに雪に埋もれていました。雪かきをして車を掘り出すのも、また一苦労。でも、それも含めて豪雪地帯でのウィンタースポーツの醍醐味です。

まとめ:記録に残る大雪の日

2025年2月9日。記録的な大雪の中、短時間ながら極上のパウダーセッションを楽しめた一日でした。スノーボードの写真は撮れませんでしたが、この大雪の光景こそが、この日の特別さを物語っています。

時には短く、濃密に。天候と相談しながら、賢く楽しむ。それが、雪国でのウィンタースポーツの楽しみ方なのかもしれません。

木島平の雪は、やっぱり最高でした。また必ず戻ってきます。