雪景色に魅せられて。朝スノボから善光寺まで、長野の冬を満喫した一日

2025年2月22日、長野で冬ならではの充実した一日を過ごしてきました。朝からスノーボードを楽しみ、昼前には「たまには観光もいいな」と思い立ち、雪化粧の善光寺へ。そして何より忘れられないのが、途中で立ち寄った「とんかつ からり」での極上ランチです。

白銀のゲレンデで朝スノボ

この日の朝は、真っ白な雪に覆われたゲレンデからスタート。前日の降雪のおかげで、パウダースノーのコンディションは最高でした。ゲレンデには注意看板が立っていますが、それもまた雪に埋もれそうなほどの積雪量。周囲の木々も雪をまとい、まるで水墨画のような幻想的な風景が広がっていました。

リフトに乗って上から見下ろす景色は圧巻です。霧がかった山々の間に町が見え隠れし、スノーボードを楽しむ人の姿がちらほら。この静かで広大な雪原を滑り降りる瞬間は、何度経験しても心が躍ります。

リフトに揺られながら、ゆっくりと標高を上げていく時間もまた格別。カラフルなリフトの座席に座り、眼下に広がる白い世界を眺めていると、日常の喧騒を忘れて心がリフレッシュされていくのを感じます。

昼前に決めた、とっておきのランチタイム

朝から思いっきり滑って、お腹もすっかり空いてきた頃。「今日はいつもと違うことをしよう」と思い立ち、ゲレンデを後にすることにしました。そして向かったのが、長野市内にある「とんかつ からり」です。

とんかつ からりで出会った絶品とんかつ

店に入ると、温かな雰囲気と香ばしい香りが迎えてくれました。私が注文したのは、もち豚厚切りリブロースかつ御膳。運ばれてきた瞬間、そのボリュームと美しい盛り付けに思わず「おお!」と声が出てしまいました。

このとんかつが本当に絶品なんです。衣はサクサクで、噛むと肉汁があふれ出す柔らかなもち豚のリブロース。厚切りなのに驚くほど柔らかく、豚肉本来の甘みと旨みが口いっぱいに広がります。キャベツの千切りも新鮮でシャキシャキ、ご飯は艶々で一粒一粒が立っていて、お味噌汁や小鉢の漬物まで丁寧に作られていることが伝わってきます。

特筆すべきは、脂身と赤身のバランス。もち豚特有のきめ細かい肉質が、揚げ物なのに全く重くない、むしろ何枚でも食べられそうな軽やかさを生み出しています。卓上の塩で食べるのも良し、ソースで味変するのも良し。どちらで食べても最高です。

とんかつ からり の公式サイトはこちら:https://karari-nagano.com

朝から体を動かした後の至福のランチタイム。これだけで今日来た価値があったと思えるほどの満足感でした。

雪の善光寺で心を清める

お腹も心も満たされた後は、いよいよ本日のもう一つの目的地、善光寺へ向かいます。

善光寺に着くと、降りしきる雪の中に荘厳な本堂が現れました。雪が静かに舞い落ちる中、歴史ある木造建築の美しさが際立ちます。参拝客の姿もちらほらと見え、皆さん雪の善光寺という特別な風景を楽しんでいる様子でした。

冬の善光寺は、春や夏とはまったく違う表情を見せてくれます。雪に覆われた境内は静寂に包まれ、まるで時が止まったかのよう。参道を歩きながら、一歩一歩雪を踏みしめる音だけが響きます。本堂の前に立つと、歴史の重みと自然の厳しさが調和した、何とも言えない荘厳な雰囲気に包まれました。

この雪景色の中での参拝は、心が洗われるような特別な体験でした。

まとめ:長野の冬の魅力を再発見

朝のスノーボードで体を動かし、極上のとんかつで満腹になり、雪の善光寺で心を清める――この一日は、長野の冬の魅力をぎゅっと凝縮した、最高の体験となりました。

いつもならゲレンデで一日中過ごすところですが、「たまには観光もいいな」という思いつきが、こんなにも充実した一日を生み出してくれるとは。特に「とんかつ からり」のもち豚厚切りリブロースかつは、また絶対に食べたいと思える美味しさでした。

長野を訪れる際は、ぜひアクティビティだけでなく、グルメや観光もセットで楽しんでみてください。きっと新しい発見があるはずです。

今回訪れたお店
とんかつ からり
公式サイト:https://karari-nagano.com