2025年2月23日、前日に引き続き長野で冬を満喫してきました。この日も朝からスノーボードを楽しんだのですが、昼前には「今日はおいしい蕎麦が食べたい!」という気分に。そこで向かったのが、地元で評判の蕎麦の名店「蕎麦肴庵 冴沙」です。
たまには本格的な蕎麦を味わいたくて
スノーボードで爽快な朝を過ごした後、ふと「今日は本格的な蕎麦が食べたいな」という気持ちが湧いてきました。普段はガッツリ系のランチが多いのですが、たまには日本の伝統的な味を堪能したい――そんな気分になる日ってありますよね。
長野といえば、言わずと知れた蕎麦の名産地。せっかくなら地元で愛される本格的な蕎麦を味わいたいと思い、評判の「蕎麦肴庵 冴沙」へと足を運びました。
「蕎麦肴庵 冴沙」で出会った極上の蕎麦

店に入ると、落ち着いた雰囲気が心地よく、蕎麦専門店ならではの凛とした空気感が漂っていました。私が注文したのは、天ぷらと蕎麦のセット。運ばれてきた瞬間、その美しい盛り付けに思わず見惚れてしまいました。
繊細な手打ち蕎麦
竹ざるに美しく盛られた蕎麦は、一目でその質の高さが分かります。細すぎず太すぎず、絶妙な太さの蕎麦は艶があり、一本一本が丁寧に打たれていることが伝わってきます。

一口すすると、蕎麦の香りが鼻から抜けていき、口の中には豊かな風味が広がります。コシがしっかりとありながらも喉越しは滑らか。噛めば噛むほど蕎麦本来の甘みと旨みが感じられ、これぞ本物の蕎麦だと実感できる味わいです。
揚げたてサクサクの天ぷら
蕎麦と一緒に楽しめるのが、色とりどりの天ぷら。大きなエビ天をはじめ、キス、茄子、かぼちゃなど、季節の野菜が揚げたての状態で提供されます。
衣は驚くほど薄く軽やかで、サクサクとした食感が最高。油っぽさは一切なく、素材本来の味がしっかりと感じられる上品な仕上がりです。特にエビ天はぷりぷりで、身がぎっしり詰まっていて食べ応え抜群。野菜の天ぷらもそれぞれの甘みが引き立っていて、一つ一つが丁寧に揚げられていることが分かります。
薬味とつゆのこだわり
小皿には、刻んだネギとわさびが添えられています。これらの薬味を蕎麦つゆに溶かすことで、自分好みの味に調整できるのも楽しみの一つ。
蕎麦つゆは小さな黒い器に入っており、もう一つは天つゆでしょうか。花柄の器に入った琥珀色のつゆは見た目にも美しく、天ぷらとの相性も抜群です。徳利に入ったつゆは、蕎麦を食べ進めるごとに注ぎ足せるようになっていて、最後まで適量でいただけるのが嬉しい心遣いです。
蕎麦の魅力を再発見
今回「蕎麦肴庵 冴沙」を訪れて、改めて日本の蕎麦文化の素晴らしさを実感しました。シンプルだからこそ誤魔化しが効かない蕎麦という料理。その一杯に込められた職人の技術と心遣いを、存分に味わうことができました。
朝から体を動かした後に食べる本格的な蕎麦は格別です。胃にもたれることなく、それでいて満足感はしっかりとあり、食後は心身ともにリフレッシュできました。
たまには蕎麦を食べたくなる理由
普段はパワフルな食事が多い私ですが、こうして時々無性に蕎麦が食べたくなるのは、きっと体が求めているからなのでしょう。蕎麦には栄養価も高く、消化にも良いという健康面でのメリットもありますが、何より心が落ち着くあの味わいが魅力です。
「蕎麦肴庵 冴沙」の蕎麦は、まさにそんな期待に応えてくれる一杯でした。丁寧に打たれた蕎麦、揚げたての天ぷら、そして心のこもったおもてなし――全てが調和して、最高の食事体験を提供してくれました。
まとめ:飯山で蕎麦を食べるなら「蕎麦肴庵 冴沙」へ
スノーボードで体を動かした後、本格的な手打ち蕎麦で心も体も満たされた一日となりました。長野の蕎麦は全国的にも有名ですが、「蕎麦肴庵 冴沙」のような職人技が光るお店で食べる蕎麦は、やはり格別です。
「たまにはおいしい蕎麦が食べたい」――そんな気分になったら、ぜひこちらのお店を訪れてみてください。きっと期待以上の味わいに出会えるはずです。
今回訪れたお店
蕎麦肴庵 冴沙
Instagram:https://www.instagram.com/sobakouansasa/
次回長野を訪れる際も、またこの美味しい蕎麦を食べに立ち寄りたいと思います。